似たもの同士 kissing kin 2004 9 3

 日本の現状は、
国民が力を合わせて改革を推進しなければならないのに、
別の言い方をすれば、第二の建国をしなければならないのに、
どうも、今の日本人には、危機感がないという状況です。
 そんな日本人のことを、
「火事だというのに、茶の間でテレビを見ている」と書きましたが、
アメリカ人も同じようなもので、
「世界は、より安全になった」と言っています。
 国際情勢をよく知っていれば、口が裂けても、そんなセリフは言えません。
国際情勢、国際経済、国際金融、正直言って、頭痛の種は、いくらでもあります。
 こうしたものをよく知らない人は、毎日、ハッピーでしょうが、
よく知っている人は、毎日、酒がまずい。
 いつの日か、私の好きなスコッチウィスキーとチーズを、
おいしく飲み、おいしく食べたいものだ。
そう神様に祈る日々です。
 日本人もアメリカ人も、似たもの同士で、
ヨーロッパから見れば、あるいは中東から見れば、あきれて見ているでしょう。
 アメリカの現状を考えれば、
アメリカ国民も、力を合わせて、アメリカの再建をしなければならない。
 今日(9月3日)の日本経済新聞には、このような記事があります。
「アメリカ、住宅価格の上昇加速」
「4-6月9.4% バブル警戒強まる」
「先行きの値上がりを期待した巨額の資金が住宅市場へ流れ込んでいるためで、
住宅バブルへの警戒感も強まっている。」
 日本人ならば、1980年代後半の不動産バブルを連想するでしょう。
もう一度、お金の勉強をしましょう。
(換金性)
不動産と株は、どちらが換金性がいいのか。
当然、株の方が換金性が高い。
株式市場が開いていれば、いつでも換金できる。
不動産の場合は、買ってくれる相手を探すのに苦労する。
(リスク回避)
不動産も株も、過熱する。
しかし、株は、過熱しても、
信用売りなどのリスク回避の方法がある。
不動産の場合は、過熱したと思っても、リスク回避の方法はない。
(規制)
株が、いくら上昇しても、特に、政府は文句を言わない。
しかし、不動産価格が急上昇すると、政府は規制を始める。





































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